第4回(2021年度)
「作家・研究者支援」プログラムによる支援対象者の決定について
第4回(2021年度)「作家・研究者支援」プログラムについては、2021年10月末日をもって応募期間を終了いたしました。お問い合わせ、ご相談、その他を含めて多数の反応をいただきありがとうございました。ご応募いただいた事案につきましては、当館所定の規程に従い厳正に審議を重ねました結果、以下のとおり決定しましたので、お知らせします。
対象者 Atelier LAPIS 代表者・筒井祥之 氏
概要
「Atelier LAPIS」は、横浜市を拠点に活動する古典技法絵画・額縁研究所である。2000年の創設以来、古典技法の研究及び指導を行い、既に6回の成果発表展示を行っている。代表の筒井氏は、ヨーロッパの美術館で目にした古典作品が、日本で制作された作品とは美しさ、物質感があまりにもかけ離れていることに感銘を受け、その謎を解き明かそうと活動を続けている。筒井氏をはじめとした講師・研究生の作品と、これまでの研究成果のパネル展示を通して古典技法の謎に迫る。
なお、本件は2022~23年度中に、当館において展示の予定です。
筒井祥之 略歴
1960年 大分県生まれ
1979-83年 坪内正氏に素描を学ぶ
1983年 東京学藝大学 教育学部 B類 中等教育教員養成課程 美術専攻 卒業
1986-96年 浦崎武彦氏に古典絵画技法を学ぶ
1987-92年 石原正人氏に古典額縁技法、金箔技法を学ぶ
1991-94年 PAINT WORKSにて疑似塗装を学ぶ
2000年 横浜にて「工房LAPIS」を設立(2010年「Atelier LAPIS」に改名)
画廊にて個展・グループ展多数。
東京カベナント教会ロビー(東京・世田谷)、日本アッセンブリーズ・オブ・ゴッド教団江戸川台キリスト教会会堂(千葉・流山)のステンド・グラス原画制作を手掛ける。
現在 古典技法絵画・額縁研究所「Atelier LAPIS」主宰
青山学院中等部 美術教諭
Atelier LAPIS ウェブサイト
https://atelier-lapis.com/