作家・研究者支援について
横浜本牧絵画館では、美術作品の制作活動及び研究活動を続けようとされている志をもった方々に、制作・研究の成果を公表する場を確保し、また、制作・研究を継続できる環境を確保するための支援を行なっています。
最近では第7回の受付(2024年10月末日まで)が完了して、現在審査中です。
「第7回 作家・研究者支援プログラム応募申込書」の詳細は以下のリンク(PDF)をご覧ください。
「第7回 作家・研究者支援プログラム応募申込書」 へのリンク
(なお、応募申込書は Microsoft Word 形式でも用意しております。)
↑ 「作家・研究者支援プログラム」のチラシです。
クリックするとA4サイズ(PDF)になります。
応募申込書もあります。
次回展のご案内
第6回(2023年度)
「作家・研究者支援」プログラム支援対象者による展示について
第6回(2023年度)「作家・研究者支援」プログラム支援対象者である「Drawing―その先へ― 磯崎式子・富山恵美子二人展」 絵画作品展示を2025年2月1日(土)~2月16日(日)に開催致します。
Drawing―その先へ― 磯崎式子・富山恵美子二人展
今日、「ドローイング」と聞いて多くの人が思い浮かべるのは、見えるまま実際に存在するものを写し取るデッサン、短時間で形や動勢を把握するクロッキー、アイデアや関心事のメモに近いスケッチなど、「作品以前」のもの、あるいは精々その延長線上にあるものでしょうか。もちろんそういったものもドローイング(線描画)には違いないのですが、本展の「DROWING」は、線描による絵画作品そのものの制作を指しています。
「油絵至上主義」とは言わないまでも、多くの公募展、一流と言われる画廊、そして大きな美術展でも、依然油絵が多いように見受けられます。一方、美大の学生に油彩画をやる人はごく少数、今や画材消費者の大宗を占めるシニアには水彩、色鉛筆が人気…とも言われます。こうした昨今の美術世相を重ね合わせてみれば、鉛筆で本格的作品を描き出す磯崎・富山両氏の試みはまさに時宜にあったものと言えるのではないでしょうか。
会期 2025年2月1日(土)~2月16日(日)
開館時間 午前10時~午後5時(入館は午後4時30分まで)
休館日 2月4日・12日
一般観覧料 500円
割引観覧料 400円(65歳以上、障がい者手帳・三溪園入園券をお持ちの方が対象)
※保護者同伴の中学生以下1名無料
※その他団体割引制度(要事前予約)
「濱ともカード」のご提示で優遇有り
主催 公益財団法人 横浜本牧絵画館
↑ 展覧会のチラシです。
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磯崎式子 略歴
女子美術大学芸術学部芸術学科造形学専攻 卒業
現在 一陽会委員 日本美術家連盟会員
【個展】
2020 ギャルリー志門(東京)
【主な団体展・グループ展】
2015~ 一陽展(国立新美術館)・東京一陽展(東京都美術館)
2015~ 「十」・の眼展 (ギャラリー暁 /銀座)
2016 第15回環太平洋展(黒竜江省美術館 /中国)
2016 マリンバと絵画のコラボレーション(東京文化会館)
2018 第7回「ドローイングとは何か」展 (ギャルリー志門 /銀座)
2019 「ドローイングとは何か」準大賞展(ギャルリー志門 /銀座)
2023 迷宮の視点 -線を巡る鉛筆表現から-(ギャルリー志門 /銀座)
その他 グループ展多数
【賞歴】
2015 環太平洋展 カナダ国際文化交流協会賞
2015 第61回一陽展特待賞
2017 第63回一陽展一陽賞
2019 第65回一陽展会員賞
2018 第7回ドローイングとは何か展 準大賞 その他
富山恵美子 略歴
横浜本牧生まれ
女子美術大学芸術部絵画科洋画専攻卒業
1970年 上野の国立博物館で開催された「スペイン美術展」に感銘を受ける。
1975,79年 スペイン旅行
1983~1994 スペイン滞在。Círculo de Bellas Artes(Madrid)で学ぶ。
1987年 サロン・デ・オトーニョ金賞 (Madrid)
1990年 サモーラ・ビエンナーレ入選 (Zamora)
2011,2013,2015,2017,2021,2024年 画廊宮坂にて個展(銀座)
2013年 第4回公募「ドローイングとはなにか?」展入選
(銀座 ギャルリー志門)
2018年 カメイコレクション展(カメイ美術館 仙台)
2019年 現代美術韓日展(ソウル、木浦)
2020年 森の美術館収蔵展(千葉県流山市)
2020,2024年 AtelierK art space 個展(横浜)
2021年 「描かれた人形」横浜本牧絵画館
2023年 「迷宮の視点―線をめぐる鉛筆表現―」(銀座 ギャルリー志門)
その他、個展、グループ展多数
第6回(2023年度)
「作家・研究者支援」プログラムによる支援対象者の決定について
第6回(2023年度)「作家・研究者支援」プログラムについては、2023年10月末日をもって応募期間を終了いたしました。お問い合わせ、ご相談、その他を含めて多数の反応をいただきありがとうございました。ご応募いただいた事案につきましては、当館所定の規程に従い厳正に審議を重ねました結果、以下のとおり決定しましたので、お知らせします。
対象者
磯崎 式子 氏・
富山 恵美子 氏
概要
下描きでもなく、写真のような現代似絵でもなく、お手軽な趣味でもない、本格的な作品制作が身近にある鉛筆でできることを多くの人に知ってもらいたい…という磯崎・富山両氏の作品を展示するもの。
長年「鉛筆ドローイング」の追求を重ねてきた両氏作品を並行して鑑賞することで、画題やモチーフの違いだけでなく、鉛筆の使い方やベースとなる紙の選択の違いからわかる表現の奥深さが感得される。
なお本件は2024年度中に、当館において展示の予定。
↑ 決定したことをお伝えするポスターです。
クリックするとA4サイズ(PDF)になります。