絵画展・イベント

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  • 館内で体調が悪化した場合は、スタッフまでお申し出ください。
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現在開催中の展示

開催中

横浜本牧と絵画

横浜本牧と絵画 チラシのダウンロード(PDF)はこちら
会期
2025年8月2日(土)~9月28日(日)
開館時間
午前10時~午後5時(入館は午後4時30分まで)
休館日
毎週火曜日、8/26-9/2夏季休館
一般観覧料
100円

横浜にある「本牧(ほんもく)」の地をご存知でしょうか。本牧一帯は現在横浜市中区に属し、歴史ある地域です。現在では海岸の埋立てにより港湾施設などが拡張され、また、米軍住宅跡地が開発整備されて大きく変貌していますが、かつては変化に富む海岸風景と、比較的温暖な気候で知られ、近郊ばかりか東京方面からも多くの人々を迎えました。
こうした土地柄から、かつては多くの画家がこの地を訪れました。また近年ではこの地に居住して制作する画家も増えています。風光明媚な地は他にも数多くある中で、なぜ日本近代絵画において本牧の地が描かれたのでしょうか。そして本牧はどのように描かれたのでしょうか。また、近年の本牧では、どういう画家たちがどういう絵を描いているでしょうか。
当館は継続するテーマとして「横浜本牧と絵画」を掲げ、展示の拡充を図って参りましたが、このたび展示資料の入れ替え・追加を実施しております。

これから開催される展示

次回

再現模写で推考する「幻の本牧八景」

再現模写で推考する「幻の本牧八景」 チラシのダウンロード(PDF)はこちら
会期
2025年10月11日(土)~2026年1月18日(日)
開館時間
午前10時~午後5時(入館は午後4時30分まで)
休館日
毎週火曜日、12/28(日)~1/3(土)冬季休館
一般観覧料
500円
割引観覧料
400円 ※保護者同伴の中学生以下1名無料
※その他団体割引制度(要事前予約)
※「濱ともカード」のご提示で優遇有り
主催
公益財団法人 横浜本牧絵画館
後援
NHK放送局 神奈川新聞社

「金沢八景」のように、地名を冠した「八景」が各地にあります。
その発祥は11世紀の中国(宋)に遡りますが、今日なお「各地各所の景観ベスト8」というような形で定着しています。
横浜本牧はかつて風光の地として内外に知られ、とくに幕末明治以降は、外来の油彩洋画系の画家も、伝統を踏まえた日本画家も、盛んに往来を重ねました。
「本牧八景(小島一谿作)」の誕生が昭和8年(1933年)を待たねばならなかったのは、むしろ不思議なことでもあり、しかも戦中戦後の混乱を経て、その行方は不明です。本作はかねて当館が関心を寄せてきた「本牧ゆかりの画家が本牧を描いた絵」でもあり、乏しい資料からの写真加工による再現と、さらに現役日本画家・霜鳥忍氏の「創造的想像」によって補完された肉筆再現模写を中心に、「幻の本牧八景」として推考の一端をご覧いただくことにしました。

常設展示

常設

横浜本牧と絵画

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会期
2025年8月2日(土)~9月28日(日)
開館時間
午前10時~午後5時(入館は午後4時30分まで)
休館日
毎週火曜日、8/26-9/2夏季休館
一般観覧料
100円

横浜にある「本牧(ほんもく)」の地をご存知でしょうか。本牧一帯は現在横浜市中区に属し、歴史ある地域です。現在では海岸の埋立てにより港湾施設などが拡張され、また、米軍住宅跡地が開発整備されて大きく変貌していますが、かつては変化に富む海岸風景と、比較的温暖な気候で知られ、近郊ばかりか東京方面からも多くの人々を迎えました。
こうした土地柄から、かつては多くの画家がこの地を訪れました。また近年ではこの地に居住して制作する画家も増えています。風光明媚な地は他にも数多くある中で、なぜ日本近代絵画において本牧の地が描かれたのでしょうか。そして本牧はどのように描かれたのでしょうか。また、近年の本牧では、どういう画家たちがどういう絵を描いているでしょうか。
当館は継続するテーマとして「横浜本牧と絵画」を掲げ、展示の拡充を図って参りましたが、このたび展示資料の入れ替え・追加を実施しております。

これまでの展覧会

トロンプルイユの現在(いま)2025

2025年4月12日(土)~7月21日(月)

トロンプルイユの現在(いま)2025

トロンプルイユは、昨今目に耳にする「超絶技巧」に通じます。
現代のトロンプルイユは、写実性・迫真性を追求する絵画の伝統を踏まえながら、その高度な技巧をもってのみ表現できる絵画世界を目指す試みなのです。
当館のメインコレクション作家 岩田榮吉(1929~1982)は、その草分け的存在の一人であり、2019年以降、隔年開催している当館の展示「トロンプルイユの現代(いま)」は今回が4回目にあたります。
出品作家は前回の6名から、新たに一人の作家を迎え7人となりました。
「トロンプルイユの現代(いま)」に於いては最年少となる作家が加わり、ますますフレッシュさに満ちた当館...

Drawing―その先へ― 磯崎式子・富山恵美子二人展

2025年2月1日(土)~2月16日(日)

Drawing―その先へ― 磯崎式子・富山恵美子二人展

第6回(2023年度)「作家・研究者支援」プログラム支援対象者である「Drawing―その先へ― 磯崎式子・富山恵美子二人展」 絵画作品展示を2025年2月1日(土)~2月16日(日)に開催いたしました。

Drawing―その先へ― 磯崎式子・富山恵美子二人展

今日、「ドローイング」と聞いて多くの人が思い浮かべるのは、見えるまま実際に存在するものを写し取るデッサン、短時間で形や動勢を把握するクロッキー、アイデアや関心事のメモに近いスケッチなど、「作品以前」のもの、あるいは精々その延長線上にあるものでしょうか。もちろんそういったものもドロ...

岩田榮吉の世界 若き日の風景画から

2024年10月12日(土)~1月19日(日)

岩田榮吉の世界 若き日の風景画から

「絵画はすべて風景画」であるとすれば
岩田榮吉(1929~1982)は当館のメインコレクション作家です。その画風は、端的に「ヨーロッパ絵画の伝統を深く理解し、人形などをモチーフとする写実的な細密表現の静物画を中心に、独自の絵画世界を追求した」と言えるでしょう。
しかし若い頃の一時期、岩田は風景画を集中的に描いていました。しかもそれらは写生に基づくものでもなく、写実的な細密表現でもありません。その間にはどのような経験と思考の変遷があったのでしょうか。また、以後の制作とのつながりは無かったのでしょうか。
「絵画はすべて風景画」とも言われます。実際の景色景観を対象とするだけ...

岩田榮吉の世界 絵画制作と音楽

2024年4月13日(土)~7月21日(日)

岩田榮吉の世界 絵画制作と音楽

内心の声を聞く
岩田榮吉の絵画作品、あるいはその制作に音楽がどう関わっていたか、具体的な手掛りはほとんどありません。それでも岩田には、画家人生の様々な場面で出会い影響を受けたと思われる楽曲・作曲家などがあり、音楽に無縁とは思えません。
宗教や祭祀の場で古くから共存した美術と音楽は、作者が個性を主張する近代になるとそれぞれ固有の表現を求める方向へと展開しました。しかし、「近代」への疑問が顕現する19世紀後半から、美術と音楽は人間の「内面」に再び共存するようになります。
録音再生・発受信技術が飛躍的に進み日常の隅々に様々な音楽が入り込む昨今では、気に染む音楽が画家の制作動...

出現するリアル、出現させるリアル

2024年2月3日(土)~2月18日(日)

出現するリアル、出現させるリアル

第5回(2022年度)「作家・研究者支援」プログラム支援対象者である「出現するリアル、出現させるリアル」酒井茂 絵画作品展示を2024年2月3日(土)~2月18日(日)に開催いたしました。

「出現するリアル、出現させるリアル」展示にあたって

―ヒリヒリするリアルを求めて―
地塗りをしていない麻布を使い、フロッタージュで道路標識やマンホールを写し取り、その上に様々な具体物を描いています。
フロッタージュの作業過程で偶然現れる形や色やマチエールの生々しさ、出現するリアルを失わずに作画を進めることをテーマにしています。
それ...

岩田榮吉の世界 光の由来/影の行方

2023年10月14日(土)~2024年1月21日(日)

岩田榮吉の世界 光の由来/影の行方

明暗陰影の演出効果は…
人間世界は光なしでは成り立ちません。絵画世界は絵具なしでは成り立ちません。様々な光は混ぜ合わさって白くなりますが、様々な絵具を混ぜ合わせれば黒くなります。画家たちは平面上に3次元世界を再現することに腐心し、絵具で光を表現することに心血を注いできました。岩田榮吉もその例外ではありません。本展では、明暗陰影の演出効果を確かめる写真撮影資料を含めて、その取り組みを俯瞰します。

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