2021年4月17日(土)~7月19日(月・祝)
トロンプルイユの現在(いま) 2021
「絵筆のアクロバット」を超えて
トロンプルイユの現在(いま)2021 ― 展示にあたって
2019年に引続き、2回目のトロンプルイユ展を開催いたします。出品作家は前回の5名から、今回新規に3名の方々のご参加をいただき8名となり、それぞれのアプローチの面白さを味わっていただくとともに、志向する方向の共通点も浮び上って、「トロンプルイユの現在(いま)」をよりよくご理解いただけるものと思います...
Art Exhibition
2021年4月17日(土)~7月19日(月・祝)
「絵筆のアクロバット」を超えて
トロンプルイユの現在(いま)2021 ― 展示にあたって
2019年に引続き、2回目のトロンプルイユ展を開催いたします。出品作家は前回の5名から、今回新規に3名の方々のご参加をいただき8名となり、それぞれのアプローチの面白さを味わっていただくとともに、志向する方向の共通点も浮び上って、「トロンプルイユの現在(いま)」をよりよくご理解いただけるものと思います...
2020年10月24日(土)~2021年1月24日(日)
岩田榮吉と風景画
岩田榮吉は、ヨーロッパ絵画の伝統を深く理解し、写実的な細密表現の静物画を中心に独自の絵画世界を追求した画家である…といって大きな間違いはないでしょう。ところが風景画に関してはそうしたイメージにそぐわない「謎」があります。まず、残された油彩の風景画に写実的表現のものがないこと。次にフェルメールの《デルフトの眺望》に大きな感銘を受けながら、実見の数年後から風景画を描かなくなってしまうこと。そして晩年、20数年のブランクの後に再び風景小品を残していることです。今回の展示では、岩田にとって風景画とは何だったのかに迫り...
2020年5月30日(土)~8月10日(月・祝)
静寂の形象(かたち)について
横浜本牧絵画館のメインコレクション作家岩田榮吉は、生涯にわたり銅版画家・長谷川潔に私淑しました。長谷川は古い銅版画の技法である「マニエール・ノワール(メゾチント)」をわがものとして復活させ、とくにその世界観を反映した静物画で知られます。厳しい選択を経たモチーフ、様々な意味を与えられたオブジェ、伝統を踏まえ考えぬかれた構図、そして何より岩田が敬愛したのは、長谷川の作品に見られる「静けさ」とそこから垣間見える高潔な芸術家の生き方でした。この静けさはただ無音の状態というばかりではなく、また穏やかな湿り気...
2020年2月8日(土)~2月24日(月)
「鳥越一穂 銅板油彩画の制作」展について
当館の「作家・研究者支援プログラム(公募)」第1回展示として鳥越一穂氏の「銅板油彩画とその制作」を開催いたします。
このたびの第1回募集では、幸い高いレベルでのご応募をいただきました。中でも鳥越氏のテーマは、写実絵画・細密描写が新しい角度から見直されている今日、16~17世紀以来の伝統を持ちながら脚光を浴びることの少ない銅板油彩画をあらためて見直そうという、意欲的なものであります。
今回の展示では、銅板油彩...
2019年10月19日(土)~2020年1月20日(月)
展示に寄せて 岩田榮吉姪・武田春子
岩田が健在なら本年は90歳を迎えます。岩田がフランスに留学した時、私は5歳でした。当時はまだ飛行機が珍しく、多くの方が見送りに来て下さる中、大きな花束を抱えて颯爽と出発する姿は、半世紀以上過ぎた今でも忘れ難い思い出となっております。<...
2019年4月20日(土)~7月21日(日)
近年、だまし絵、あるいはトロンプルイユなるものを目にする機会がめっきり多くなりました。中にはT シャツのプリントや工事現場のフェンス、週刊誌のイラストまで。しかし、もともとのトロンプルイユは長い美術の歴史の中に培われた絵画のジャンルです。
当館のメインコレクション作家である岩田榮吉(1929-82)は、ヨーロッパ絵画の伝統である写実的な細密表現を追求し、そのひとつの到達点としてトロンプルイユを手がけました。日本人の画家としては先駆的...
2018年10月20日(土)~2019年1月21日(月)
当館では、これまで様々な角度から「岩田榮吉の世界」をご紹介してまいりましたが、このたびは岩田がもっとも尊敬し、影響を受けたフェルメールとの関わりを基軸とした展示を行います。
今日のように、広くフェルメールが知られていなかった1950年代末から、その足跡を追い、そして学んだ日本人画家の一人が岩田榮吉です。その時代背景、自作に活かすために学んだポイントなどを手掛かりに、渡仏後1960年代以降の作品を見直します。あわせて、画家仲間うちでも...
2018年4月14日(土)~7月16日(月・祝)
絵画制作の足跡をたどる
当館では、様々な角度から「岩田榮吉の世界」をご紹介してまいりましたが、このたびは作品における「モチーフの追求」を取上げます。
岩田はひらめきだけで直ちにキャンバスに向かって描き始めるタイプの画家ではありません。素描・習作・試作などを積上げて、ようやくキャンバスに向かい、さらなる展開を図ります。
今回は、岩田が残したものから、制作の過程あるいはその足跡を垣間見ることにいたしました。